Demonstration Video during Utterance training
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データベースの作成にあたりご協力頂いたNHK放送研修センターのアナウンサー及び本学英語教員の方々に感謝致します.また本研究は科研費(25330418)の助成を受けたものです。ここに深く謝意を表します。

左の図は英語教員が”Cat”と発話した際の口唇動作履歴です。左下の図ははトレーニング前の被験者Aが”Cat”と発話した際の口唇動作履歴を示した図です。また,右下の図ははトレーニング10回目の被験者Aが”Cat”と発話した際の口唇動作履歴を示しています”Cat”は発音記号では/kʌt/と表されます。英語教員は/t/と発話する前に一瞬口を閉じていることが動作履歴からわかります。また,/kʌ/の部分と/t/の部分で同じくらい口が開いていることも分かります.一方,被験者Aはトレーニング前では口の開きは英語教員と同じくらいであるものの,口唇動作が安定していないことからもはっきりと発話できていないと予測されます。しかし,トレーニング10回目では英語教員のような一瞬口を閉じる動きが見られ,発音が改善したと考えられます。
 左の図は、口唇動作の取得装置の画面です。ディスプレイの前で、指定された単語を発話すると、そのときの口唇の動きが記録されます。
 右の図はトレーニング用の画面です。下が教師の口唇動作、上が学習者の口唇動作、左右の口唇を外側に開くように矢印でアドバイスしています。

 下の図は「オオカミの大きな遠吠え」と発話した際の動作履歴の例です。左のアナウンサーの動作履歴と比較すると、中央の1回目の発話では不安定な動作をしています。トレーニングを経た10回目の発話でアナウンサーの発話に動作履歴がかなり近くなっていることが分かります。

口唇動作による発話トレーニングの研究

本文へジャンプ 2016年2月2日 

我々はマルチモーダル認識の1つである口唇動作に注目し、口唇動作による発話認識の手法について研究してきました。しかし口唇動作による認識は個人差により認識率が低下する事があります。そのため、口唇動作を用いた発話者の発話改善を目的としたトレーニング手法の提案・開発を行っています。日本語と英語を対象とした発話トレーニングの成果について紹介します。

参考文献)山村知生、菅沼美由紀、星野祐子、山田光穗:口唇動作による日本語発話トレーニング法の練習効果、電子情報通信学会2015ソサイエティ大会. A-21-2, 2015-9-11   
菅沼美由紀、山村知生、星野祐子、山田光穗:口唇動作による英語発話練習法の効果と評価、映像情報メディア学会2015冬季大会、22-C-1、2015-12-16

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